「テスターを買ったけど、どうやって使えばいいの?」
「説明書が難しすぎて読む気がしない…」
今回はそんなあなたに向けて、この記事ではテスターの基本的な使い方を、写真とともにわかりやすく解説します。
こんにちは!まるたかです。
家庭でのDIY、バイク・車の整備、家電の故障チェックまで、これだけ読めば測定の基本はバッチリです。
テスターとは?

※25年以上活躍してくれている相棒なので使用感強すぎですがご了承ください(笑)
テスター(マルチメーター)は、電圧・電流・抵抗などを測定する道具です。
電気が流れているか、部品や配線が切れていないかを調べるために使います。
初心者がよく使う機能は次の3つです。
- 電圧測定(V) … 家庭のコンセントや電池の電圧を調べる
- 抵抗測定(Ω) … 抵抗値や部品の状態を調べる
- 導通チェック(音が鳴るモード) … 配線や回路がつながっているかを調べる
テスターの基本構造


主なパーツは以下の通りです。
- ダイヤル … 測定したいモード(測定レンジ)を選ぶ
- 表示画面 … 測定値が表示される
- 各種ボタン…電源やモードの切り替えなど
- 差し込みジャック…テストリードを差し込む端子
- テストリード(赤と黒のコード) … 測定対象に当てるプローブ
ポイントは「赤はプラス側」「黒はマイナス側」という基本ルールを覚えることです。
テスターの使用方法をわかりやすく解説
1.テスターの使用前点検
テスターで測定する前に必ずテスターの測定値が正しく表示される状態かという確認をする必要があります。
確認するのは『テストリードが断線していない事』ということです。
方法は簡単です。テストリードの赤と黒のプローブ同士を接続してブザーが鳴れば断線確認OKなんですが、今回はもう少し初心者にわかりやすく細かい手順を解説をしますので、わかる人はここは読み飛ばしてもらって構いません。
・まず、テストリードの差し込むジャックは、黒リードはCOM、赤リードは測定端子(赤のジャックの上に測定対象の記号が書いている)※テストリードが内蔵型のものはここは省きます。
・次に測定モードを抵抗/導通測定モードのレンジにダイヤルを合わせます。
SELECTボタンを押して導通測定モードにします。画面にブザーマークが出たらOKです。
※僕のテスターは故障してブザーが鳴らないので抵抗測定モードで確認してます。
・テストリードの赤と黒を接触させて導通がある(ブザーが鳴る)なればOKです。
※僕のように抵抗測定する場合は0~1.0Ω前後の範囲であればOKです。(テスターやリード線によって値に誤差があります。)
ここまでで異常がなければ測定開始です。
もし『ブザーが鳴らない』『抵抗値が以上に大きい』『表示がO.L(オーバーレンジ:無限大)』の場合は異常なので、その原因をまず調べる必要があります。
原因は次の箇所を調べれば大抵見つかります。
- テストリードが奥まで差し込まれていない。
- テストリード挿し間違い。
- テストリードが断線している。
1,2はすぐに直せると思います。
3の断線場所の特定ですが、ほぼほぼジャックの付け根です。
テストリードの赤と黒を接触させた状態でリード線を軽く押したり引いたり、曲げてみたりしてみてください。ブザーが鳴ったり鳴らなかったりすると思います。
そこです!!
断線していたら、リードを新しいものに交換するか断線している個所を除いて配線修理をするなどの処理をします。※僕はいつもカットしてはんだ付けで修理しています。
はんだ付けの方法についてはこちらを参照▼▼【記事準備中】
テストリードに断線が無い状態を確認出来たら測定開始です。




2. テスターで電圧を測る方法(直流・交流)
直流(DC)の測定例:電池
- ダイヤルを「DCV」または「V⎓」に合わせる
- 赤リードを電池の+側、黒リードを−側に当てる
- 画面に表示された数値が電圧(例:単3電池なら1.5V前後)


交流(AC)の測定例:コンセント
- ダイヤルを「ACV」または「V〜」に合わせる
- 赤と黒のリードをコンセントの左右の穴に差し込む
- 100V前後と表示されれば正常
⚠ 感電の危険があるので、必ず絶縁された部分を持つこと。


3. テスターで導通チェックの方法
配線や回路が切れていないかを調べるモードです。
- ダイヤルを「導通」マーク(スピーカーや音符マーク)に合わせる
- 赤と黒のリードをそれぞれ測定対象の両端に当てる
- つながっていれば「ピッ」と音が鳴る(もしくは0Ω表示)


4. テスターで抵抗を測る方法
- ダイヤルを「Ω」に合わせる
- 赤と黒のリードを測定対象の両端に当てる
- 画面に抵抗値が表示される(数値が無限大(O.L)なら断線)
5.テスターを使うときの注意点
- 測定前にダイヤル設定を必ず確認する
- レンジ間違いによるテスターの故障は初心者あるあるです!必ず確認しましょう!
- 電圧測定は必ず測定対象の電源を入れた状態で行いましょう。
- 測定対象にプローブを当てた状態で電源を投入すると故障します。
- 抵抗・導通測定は必ず測定対象の電源を切ってから行いましょう。
- 電源が入った状態で抵抗/導通測定をするとテスター内の回路がショートして故障します。初心者で一番やりがちなミスです!確認しましょう!
- 測定値が極端におかしい場合は測定対象を再確認!
- 測定対象の配線間違い、故障などがあると『安定しない』『異常値』『O.L』『違う回路が導通あり』などの測定値になります。
- 測定後はダイヤルを【V~】【ACV】に合わせてテスターの電源を切る。
- 次に使用するときにダイヤル設定を確認し忘れてもテスターが故障しないようにするための予防テクニックです!
初心者におすすめのテスター
「どんなテスターを買えばいいの?」という方のために、初心者でも使いやすいモデルを紹介します。
プロが使う日本製の測定器メーカーのテスターって結構値段が高額なものが多くて「えっ!?こんなに高いの…」ってなるんですが、プロも簡易的に使用している持ち運びが便利なポケットサイズのカード型テスターは比較的安価で機能的にもコスパ的にもおすすめです。
HIOKI 3244-60カードハイテスター
日置電機はプロが使っている測定器メーカーで品質的にも信頼の高いテスターなのでおすすめです。
新潟精機 SKデジタルテスター EC-5338B
このモデルの旧モデルを僕は持っているのですがカードタイプでは珍しく電流測定も出来るモデルなのでかなり重宝しています。個人的にブザーの音量はもう少し大きいと嬉しいかなって感じです。
AstroAI 6000カウントテスター
このテスターはカード型ではないのですが、今回の記事で紹介した僕のテスターと同じ使い方が出来てかなりコスパの良いものなのでおすすめです。
※詳しいおすすめモデルは別記事にまとめています →[テスターおすすめ記事準備中]
まとめ
テスターの使い方(手順復習)
- テスターを使う前には必ずテスターが正常に表示する事を確認してから使いましょう。
- 測定するときは必ずダイヤルを確認しましょう。間違うと故障の原因になります。
- 測定項目によって測定対象の電源投入状態の確認をしましょう。故障の原因になります。
- 測定後はダイヤルを【V~】【ACV】に合わせてテスターの電源を切りましょう。
電気が使われていない場所はほぼないと言っていいと思います。
テスターの使い方を覚えるとちょっとした修理や点検が自分で出来るようになります。
最初は電池やコンセントなど簡単な測定から始めて、少しずつ応用していきましょう。
この記事があなたのテスターライフのお役にたてると幸いです。
今回の内容で『ちょっとここが分かりにくかった。』『こんな測定するときはどうやればいいの?』『わかりやすかった』など何でもコメントいただけると励みになるのでぜひコメントください。いいね、フォローもよろしくお願いします。
それでは、今日はこんな感じで終わります。
最後まで見てくれてありがとうございました。
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