こんにちは!まるたかです。
ネジがついてるものって世の中にたくさんありますよね。ペットボトルやビンの蓋などDIYなどモノづくりをしていない人でも日常的に触れていると思います。
そんなネジを締めるときに、
『あれっ、どっち回しやったっけ?』
ってなることないですか?
今回は、そんなときの簡単な覚え方ご紹介します!
ネジの回す方向と覚え方
今までの覚え方【時計回り】
ネジを回す方向は
締めるときは時計回り
緩めるときは反時計回り
なんですが、
現代ではスマートウォッチなどデジタル時計を使う人も増えています。
なかにはうぅん??
時計回り?反時計回り?
ってなってる人もいるのではないでしょうか。(私の周りに『時計ってどっち周りやったっけ?』って言う人いました。)
毎日の生活で必ず使っているもので覚える方法があります。
最近の覚え方【水道の蛇口】
水道の蛇口と同じ方向
なんです!
蛇口のひねる方向で
水を止める方向=ネジを締める
水を出す方向=ネジを緩める
というと、最近ではレバー式の水道が増えているので蛇口をひねったことがないという人もいるかもしれませんのでレバー式の水道で考えるとこうなります!
温水を出す方向=ネジを締める
冷水を出す方向=ネジを緩める
こんな感じで覚えてみてください
右ネジっていいます
ここまでで説明してきたネジの回す方向が右回りなのでこのネジを一般的に右ネジといいます。
ものづくりの世界ではネジといえば右ネジと認識されています。
ネジの回す方向は2種類
では、右回りがあるんやったら左回りもあるの?って思う人もいますよね。
あります!
ありますが一般的には左ネジとは言わないんです。
左回りのネジは逆ネジといいます。
右ネジが一般的に使われるネジでネジといえば右ねじを示すと先ほど説明しました。
そのネジの逆回しなので逆ネジといいます。
逆ネジはどんなところで使われているのか?
逆ネジは回転物に一番使われている特殊なネジなんです。
皆さんのご家庭にあるものでいうと
扇風機の羽を止めるネジ
換気扇の羽を止めるネジ
自転車の左ペダル
が分かりやすいかなぁと思います。
逆ネジが使われる理由
回転物によく使われているのは扇風機の羽などの回転方向の影響なんです。
羽の回転方向と右ネジの緩む方向が同じなので、もし羽を固定しているネジに何かが干渉して抑えてしまった場合、羽が外れてしまい怪我や事故が発生します。
そんな時に逆ネジを使うと羽の回転方向がネジの締まる方向になるので安全に使えるということなんです!
扇風機を組み立てたりバラす時に試してみるとわかると思います。
羽を止めているネジを手で抑えて、反対の手で回転方向と逆に羽を動かすと緩んできます。逆ネジだからです。
まとめ
- ネジを回す方向の覚え方
- 今までは時計回り=締める方向・反時計回り=緩める方向
- 今は蛇口の水を止める=締める方向・水を出す=緩める方向
- 更に最新は温水側=締める方向・冷水側=緩める方向
- ここまでの説明してきたネジは右ネジと呼ばれている。ネジといえば右ネジを指している。
- ネジの回す方向は2種類ある。
- 右ネジ
- 逆ネジ(左ネジとは言わない)
- 逆ネジを使った身近なもの
- 扇風機
- 換気扇
- 自転車の左ペダルなど
- 逆ネジを使っている理由は回転しているものとネジが緩む方向が同じだと動いている間に外れて事故・ケガの原因になる為。安全を守るために使われている。
今回はネジを締める方向について解説してきました。
ネジは日常的にいろんなところで使われているので、どっち回しやったかな?って迷ったときには思い出してみてください。また、予備知識として回転しているものは逆ネジを使っているのを知っていると緩めているつもりが締めていて壊れてしまったなんてこともなくなると思いますので、この記事が皆さんの生活のお役に立てれば幸いです。素敵なネジライフを!
それでは、今日はこんな感じで終わります。
最後まで見てくれてありがとうございました。
ネジ締めについてもう少し詳しく知りたい方は下記の記事を是非ご覧ください。
ネジ締め歴25年以上のまるたかが、初心者に必ず教えているネジ締め初心者必見のテクニックをまとめた記事はこちら▼▼
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