こんにちは!まるたかです。
腕時計のベルト(バンド)を止めているピンが折れてしまい修理したいけど、高級時計でもないし修理に出すと高そうだから気に入ってたけど買い換えようかなぁ…なんて思っている方いると思います。安心してください。自分で直すことができますよ!って事と直し方が分かるとカスタマイズも出来ますよって話をしたいと思います。
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腕時計のパーツ名が分からない方にわかりやすく解説した記事があるので、
わからない方はまずこちらの記事からどうぞ▼▼
修理に必要なもの
まず揃えるものは次の3つ!
- バネ棒
- バネ棒外し
- 新品のベルト(バンド)(カスタムする場合)
ベルト(バンド)を止めているピンの名前を『バネ棒』といいます。
バネ棒はネットで購入するのがベター
バネ棒はどこで売っているのか?迷う方多いと思います。私もその一人でした。
色々調べてみましたが、結論ネットで購入するのがベター
ホームセンターや100均などでも一般的なサイズなら購入できるという情報を見て探し回りましたが私の住んでいる近所の店舗では残念ながら取り扱いがありませんでした。ご近所のホームセンターや100均ではもしかすると取り扱いのある店舗があるかもしれませんが、イチかバチかで探しに行くよりネットでの購入では確実に手に入るのでベターかなと思います。
ネット販売には単品購入とセット購入がある
ネットで購入する際、私の場合サイズや種類は色々調べて分かったので必要数である腕時計の上下2本手に入れば問題ないのですが、検索するとセット販売しているサイトが非常に多い。
しかも同じサイズではなく違うサイズがそれぞれ2本セットで合わせて10本セット…残ったバネ棒使い道ないし…ってなりました。
色々検索してみて単品購入できるサイトがあったので必要なサイズを2本購入することができて、少しセット購入より単価は高いかもしれないけど、必要なものだけ買った方が結果的に安く済んだのでおすすめです。
でも、バネ棒を無くしてしまった。
サイズが微妙できちんと判断できないから不安。
なんて人はセット購入がおすすめです。
多分このサイズで合っているだろうって届いたら合わなかったから再購入。なんてなったらタイパ・コスパが悪くなっちゃいますから、近いサイズがセットになっているもの購入した方が安心です。
バネ棒のサイズや種類について調べ方は記事の下の方に書いてあるので参考にしてみてください。
ネットで購入するときのポイント
- 単品購入できるサイトと複数のサイズをセット購入するサイトがある
- バネ棒のサイズが分かれば単品購入の方が安く購入できるのでおすすめ!
- 無くしてしまったり、キチンとサイズが分からないという場合はセット購入が安心
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作業しやすくする便利工具『バネ棒外し』
次に、バネ棒と一緒にあると便利な工具があります。それが『バネ棒外し』
バネ棒外しはI型とY型があります。I型は先端が細くて丸い形状で、Y型は先端が二股に分かれている形状です。時計の種類によって使い分ける必要があります。
- I型のバネ棒外しは、文字盤の側面に小さな穴が開いているタイプの時計に使います。この穴にI型のバネ棒外しを差し込んで、バネ棒を押し込むことでベルト(バンド)が外れます。
- Y型のバネ棒外しは、文字盤の側面に穴が開いていないタイプの時計に使います。この場合は、文字盤とベルト(バンド)の間にY型のバネ棒外しを差し込んで、バネ棒のつばに引っ掛けて内側に押し込むことでベルト(バンド)が外れます。
無くてもDIYが得意な人や器用な人であれば手持ちの工具で代用なんてことも出来ると思いますが、初めてだけどこれからは自分で直してみようかなぁという方やカスタマイズもやってみたいなぁって方は安全で楽に作業できるので購入を検討してみてもいいのではと思います。また、バネ棒とセットで販売しているメーカーもあるので探してみてはいかがでしょうか。
またこの際ベルト(バンド)を新品に交換してみようという方は、新しいベルトも一緒に用意しておきましょう。交換用のカスタムベルト(バンド)を設定しているメーカーもあるので探してオリジナルの腕時計作りを楽しむのもいいかもしれません。
バネ棒って種類があるけど、どれを買えばいいのか?
結論、現物を測って同じものを買う。のがベストなんですが、折れたり曲がったりしてしまって測れないとかバネが跳ねてどこかに無くしてしまった。という方もいると思うので選び方について解説します。ちなみに、現物は片側が折れてしまったりしていても無くさず保管していた方が選び間違いを防ぎやすくなります。金属ベルトタイプでは弓環タイプのものがあるので、その場合は弓環も一緒に保管しておいてください。
バネ棒の種類とサイズ
まず、バネ棒には様々な種類とサイズがあります。時計のデザインや大きさによって使われるバネ棒も異なります。一般的には、以下のような種類があります 。
- つば付きバネ棒:バネ棒の両端に小さな突起(つば)が付いているもので、時計本体(ラグ)に穴が開いている場合に使われます。つばを押すことでバネ棒を縮めて取り外したり取り付けたりできます。
- つば無しバネ棒:バネ棒の両端につばが付いていないもので、時計本体(ラグ)に穴が開いていない場合に使われます。専用の工具(バネ棒外し)を使ってラグとベルトの間から押し込んで取り外したり取り付けたりできます。
- クイックリリースバネ棒:バネ棒の一方の端にレバーが付いているもので、レバーを引くことで簡単に取り外したり取り付けたりできます。工具は不要です。最近では色々なベルト(バンド)を楽しめるようにするために使われることが多くなっています。
- 特殊形状のバネ棒:上記以外の形状のバネ棒で、特定の時計や用途に合わせて作られたものです。例えば、ダイバーズウォッチや防水ウォッチでは水圧や衝撃に強い太めや曲がった形状のバネ棒が使われることがあります。
また、バネ棒は長さや太さも様々です。長さは時計本体(ラグ)の幅に合わせて選ぶ必要があります。長さが短すぎるとラグに入らず、長すぎるとラグから飛び出してしまいます。太さはラグやベルト(バンド)の穴の大きさに合わせて選ぶ必要があります。太さが細すぎるとガタつきや外れやすくなり、太すぎると穴に入らなくなります。
バネ棒のサイズの測り方
まず、バネ棒の修理をする前に、自分の腕時計に合ったバネ棒のサイズを知る必要があります。バネ棒のサイズは、長さと太さで決まります。長さは、文字盤の両端にあるラグと呼ばれる部分の幅に合わせます。太さは、ラグに開いている穴の大きさに合わせます。
バネ棒の長さは、ラグ幅よりも若干短いものを選びます。ラグ幅よりも長すぎると、ラグに入らなかったり、押し込んだときに飛び出したりする可能性があります。一般的な腕時計では、ラグ幅は16mmから24mmくらいまでのものが多くあります。
バネ棒の太さは、ラグに開いている穴の直径に合わせます。穴が小さい場合は細いバネ棒を、穴が大きい場合は太いバネ棒を選びます。一般的な腕時計では、バネ棒の太さは1mmから2.5mmくらいまでのものが多くあります。
バネ棒のサイズは、ノギスがあれば一番ベストなのですがメジャーや定規などで測ることもできます。メジャーや定規では細かくて見えにくい場合もあります。その場合は、時計専門店やインターネットで自分の腕時計の型番やブランド名を調べてみるとよいでしょう。また、壊れたバネ棒を持って行けば、時計専門店では適切なサイズのバネ棒を教えてくれることもあります。
バネ棒の外し方と付け方
次に、バネ棒の修理をするためには、壊れたバネ棒を外して新しいバネ棒を付ける必要があります。ここで専用の工具である『バネ棒外し』が必要です。安全ピンやマイナスドライバーなどで代用することもできますが、時計やベルト(バンド)を傷つける恐れがあるのでおすすめしません。代用する方は自己責任でお願いします。
バネ棒の外し方
バネ棒を外すときは、以下の手順で行います。
- バネ棒外しを用意します。自分の時計に合ったI型かY型かを確認します。
- 時計を竜頭(リューズ)が上になるように向けます。
- バネ棒外しを時計のラグに差し込みます。I型なら穴に、Y型なら文字盤とベルト(バンド)の間に入れます。
- バネ棒を押し込みます。I型ならそのまま押し込み、Y型ならつばに引っ掛けてから押し込みます。
- ベルト(バンド)をラグから引き出します。バネ棒が緩んだら、ベルト(バンド)をそっと引き出します。
- バネ棒を取り出します。バネ棒が残っている場合は、工具や爪などで引っ張り出します。
バネ棒の付け方
バネ棒を付けるときは、以下の手順で行います。
- 新しいバネ棒を用意します。自分の時計に合ったサイズと形状かを確認します。
- 時計を竜頭を上にしてバネ棒をラグに入れます。バネ棒の一方の端をラグの穴に入れて固定します。
- バネ棒を押し込みます。もう一方の端を工具や爪などで押しながらラグの穴に入れます。
- ベルト(バンド)をラグに差し込みます。バネ棒がしっかり入ったら、ベルト(バンド)の筒部分をラグに差し込みます。
- バネ棒が固定されたか確認します。腕時計を振ってみて、バネ棒やベルト(バンド)が外れないかチェックします。
まとめ
- 修理に必要なものはこの3つ
- バネ棒
- バネ棒外し
- 新品のベルト(バンド)(カスタムする場合)
- バネ棒はネットで購入するのがベター
- ネット購入は単品購入とセット購入がある。
- サイズが分かる場合は単品購入の方がお得
- サイズに不安がある場合はセット購入が安心
- 楽に作業するための便利工具『バネ棒外し』
- バネ棒には種類とサイズの選定が必要である。
- 種類は大きく次の4つ
- つば付きバネ棒
- つば無しバネ棒
- クイックリリースバネ棒
- 特殊形状のバネ棒
- サイズの選び方は基本的には現物確認がベスト!
- それができない場合は
- 長さは、ラグ幅よりも若干短いもの
- 太さは、ラグに開いている穴の直径に合わせる
- 種類は大きく次の4つ
- バネ棒の付け外しでの注意点は大きく次の3つを確認!
- 自分の時計に合ったバネ棒であるか
- 自分の時計に合ったバネ棒外しはI型、Y型どちらか
- 取付後は外れないか
修理を自分でしてみると今まで使っていた腕時計にさらに愛着が湧いてきて改めて大切に使いたくなります。興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいね。修理してこれからも使いたいけど、自分で修理するのはやっぱり不安な場合は専門店に相談してみるのも良いですよ。時計は大切にメンテナンスしてあげれば長く使えます。”自分だけの時を刻む あなただけの時計”大切にしてみてください。
それでは、今日はこんな感じで終わります。
最後まで見てくれてありがとうございました。
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